ということで、制作中に考えていたことを書き連ねていこうと思う。
作品のネタバレは含んでいないので、安心して欲しい。
本作は、表題にもある通り『異界』という都市伝説をテーマにしている。
今までの『奇譚シリーズ』と同様に、普通のミステリーには登場しないオカルティックな概念を、物語に落とし込むことに苦労した。
マーダーミステリーが、推理小説と違う所は『ノックスの十戒』を破っても良い所だと思っている。ゲームシステムで『ルール』を、情報カードで『その世界の真実』を幾らでも定義することが出来るからだ。それは、『現実世界に話を納めなくても良い』という結論に繋がる。
故に、僕は自分の作品に『現実の推理小説では扱わないもの』を登場させ続けている。『誰も思いつかなかったもの』ではなく『誰もやらなかったもの』を、自由度が高いマーダーミステリーというシステムで実現しているのだ。
言ってしまえば、ミステリーの廃品回収である。
僕は、ミステリー・スカベンジャーだ。
このように、世界を広く解釈できることが『マーダーミステリー』というジャンルの魅力であると思っている。常識に囚われずに、作者の好きな物、世界観を詰め込むことができる。そして、それが意外な展開となり、面白さにもなる。
一般的に、ホラーを題材にした作品は、普通の作品と比べて売上が五分の一程度に落ちると言われている。しかし、好きな物は好きだからしょうがない。これからも、僕は好きな物を再定義して、ゲームの世界に落とし込んでいくつもりだ。
また、HOについて……今回もやってしまった。具体的に言うと『命に供花を』よりも長く、『デス・エクス・マキナ』よりも短い程度の文章量である。
商業において、文章とは短くまとまっている方が美しい。
〇〇〇〇文字を書く程度のことなら、キーボードを買ってもらった子供にだってできる。大事なのは、短く簡潔な文章で、より読者の心を掴むことだ。
そういう意味では、僕はまだまだ未熟者である。
しかし、できないことはこれからできるようにすればいい。
今は、この文量を書ききった自分を称えながら、月末に控えているテストプレイに向けた準備をしようと思っている。
とりあえず、夏休みは作業から身を引くつもりだ。……と、言いながらも、この日記を書いている僕は、中々にワーカホリックなのかもしれない。
縷々道 生我
2025-08-18 10:14:59 +0000 UTC縷々道 生我
2025-08-18 10:14:39 +0000 UTC縷々道 生我
2025-08-18 10:13:54 +0000 UTCびい
2025-08-17 15:24:35 +0000 UTC蝶々
2025-08-17 13:11:35 +0000 UTC墓薙
2025-08-17 11:30:03 +0000 UTC