※注意:本記事には、虫やグロテスクな表現があります。
皆には、『子供時代のトラウマ』があるだろうか。
大体の人は、怖い展開の漫画やアニメ、ドラマなどが該当すると思う。
しかし、僕は魔界小学校時代に見た『ある夢』が長らくトラウマだった。
先日、『子供時代』について語る配信をした後、『ある夢』に関するトラウマを思い出してしまったので、書き連ねていこうと思う。
▼該当配信▼
https://www.youtube.com/watch?v=yfEyVMsup1E
そもそも、夢とは記憶の整理作業であるという。
一見して意味が分からない夢でも、自らの記憶を継ぎ接ぎした物だったり、何らかの作品のパロディじみた物だったりする。しかし、僕が子供時代に見た夢は、子供の創造性を大きく越えたおぞましい物だった。それも、この夢の異様な点である。
以下に、夢の内容を記す。
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いつも通り、学校を終えた僕は、魔王城への帰り道を歩いていた。
すると、黒い服(当時は知らなかったが、今考えると喪服であろう)を着た女性に話しかけられた。女性の顔はよく覚えていないが、眉毛が無かったことは覚えている。
『もしもし、〇〇様の家に行きたいのだけれど。場所を知りませんか?』
〇〇というのは、魔王様のお名前だった。
魔界はすっごい田舎であるため、目当ての場所を探すにも一苦労だったろう。
僕は、親切心から、彼女を自らの家に案内することにした。
……
魔王城に到着した僕は、家の門を開けて、女性に『おいでよ』と声を掛ける。
その後、僕は持っていた鍵で入口の扉を開けた。
『魔王様~~~~~!!お客様だよ~~~~~!!』
そう言って、僕は魔王様を呼んだ。
家の中から『は~~~~い』と返事が聞こえて、魔王様がやって来る。
玄関にやって来た魔王様は、僕の隣にいる女性に気付くと、驚いたような顔をした。
そして、不審そうに女性を見つめながら『どなたですか?』と尋ねた。
すると、女性はいきなり魔王様に歩み寄り、彼に接吻をした。
僕は、驚きに目を丸くした。
目の前で起こった事にも驚いたが、それだけではない。
女性に接吻された魔王様の身体が、ぼろぼろと崩れていったのだ。
よく見ると、崩れていった魔王様の肉体は、一つ一つが百足やゲジゲジのような多脚型の虫になっていた。かつて魔王様だった虫たちは、床をうぞうぞと這い回る。
女性は、にやりと笑うと、踵を返して魔王城を出て行こうとした。
困惑よりも先に、どうしようもない怒りが僕を襲った。
魔王様をこんな目に、許せない、許せない!
僕は、小さな身体を勇気で動かして、背中を向ける彼女に殴りかかった。
すると、僕の拳は、女性の背中から腹部までを貫通した。
幽霊を殴ったような手応えの無さに困惑していると、女性が此方に振り向く。
その時、女性の背中を貫いた手に、千本の針を刺されたような痛みが走った。
混乱しながら、彼女を貫いた手を見ると、彼女の傷口から大量の虫が現れて、僕の手に噛みついていることがわかった。……ああ、この人も虫だったんだ。
そんなことを考えながら、僕は目を覚ました。
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当時の僕は、この夢を非常に恐れていた。
夢の舞台が『学校の帰り道』になる度に『起きろ!起きろ!』と強く念じたものだ。
だが、幸いにも、あの夢を見ることは二度となかった。
夏が近づいて、寝付きが悪くなってくる時期だが、皆も悪夢には気を付けて。
気を付けようがないかも、知れないけど。
よーさん
2025-05-27 03:24:31 +0000 UTC縷々道 生我
2025-05-26 12:45:29 +0000 UTC墓薙
2025-05-26 11:28:44 +0000 UTC