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縷々道 生我 from fanbox
縷々道 生我

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水底への憧れ

最近、空いた時間にYoutubeを視聴することが増えた。


僕は、基本的に他人の配信を見ない。仲良くしている配信者のチャンネルを覗きに行くことはあるが、それ以外は皆無といっても良い。


Youtubeで何を見ているのかと問われれば、学術的な動画を見ることが多い。


歴史や地理、宇宙の神秘……そういった『詳しくない分野』に関する動画を見るのが好きだ。1605歳になっても、勉強は楽しい物である。


その中でも、『海』或いは『深海』に関する動画をよく見ている。

僕は、『深海』が好きだ。


地球上にありながら、大気圏外よりも不明瞭なことが多い場所。恐らく、未知の生物がまだまだいるであろう場所。暗く深く、静かな場所。


『命を終える時は、このような場所にいたい』とさえ思うくらいだ。


そして、僕は考える。どうして、こんなに深海への憧れが強いのだろう。

言ってしまえば、行ったことも、行くこともない場所なのに。


思考の中で、ふと思い立ったことがある。

深海は、現実に存在する『別世界』である、と。


深海には、巨大な生物が棲んでいる。


最大で全長18mに至るダイオウイカや、集団で遊泳する全長2m越えのヨコヅナイワシ。まるで、物語に登場するような巨大生物が、深海には存在している。


500万年前に人類が誕生して以来、深海というヴェールの中を覗いた者はいない。

そのため、僕らには想像もつかないような物が、深海に眠っている可能性がある。


深海は確かに現実に存在する。『誰でも行けるような場所の奥地を、誰も知らない』という状況が、深海の特異性を尚更に掻き立てているように思えてくる。


このように、深海は『身近な別世界』として我々の前に立ちはだかっている。


行ったことも、行くこともない場所だからこそ

深海は僕らの知的好奇心を刺激し続けるのだろう。


そして、その神秘性に僕はこれからも惹かれ続けるのだ。


願うなら、深海の全てを知り尽くしたい気持ちがある。

されど、深海の全てが暴かれて欲しくないという気持ちもある。


例え人口に膾炙するような場所となっても、一片の未知を含んで欲しい。

このような矛盾した感情を抱いてしまう程、僕は深海に恋焦がれているのだ。


深海に向けたこのような感情は、『妖怪』に対しても同じである。

僕の好みの傾向が見えて、思わず笑ってしまった。


追記:深海に憧れるあまり、新作のTRPGにも深海を登場させた。本来、あの場所は宇宙ステーションにする予定だったのだが、今となっては深海の方がエモいな……って思っている。




水底への憧れ

Comments

あ、そうだ。 原稿、頑張ってね。

縷々道 生我

実はそうなんだよね。 身近な別世界に魅入られてしまったのさ。ふふ。

縷々道 生我

冒頭読み始めた時から新作TRPGのことが頭をよぎったんですが本当にそうだったことが最後に追記されててンフフってなりました。 深海はとにかく光が届かなくて黒く暗いのがいいですね……そこで生きる深海生物たちが奇妙奇天烈な形をしてるのも良いです。

墓薙

宇宙以外に未知なる場所……! とてもいい謳い文句だね。 確かに、人間が入ってもいい領域かどうかはわからない。踏み込むのはいいけど、馴染んではいけない?みたいな形なのかな。

縷々道 生我

暗くて青い場所、とてもいいよね。 深海には沢山のロマンがある。 僕は王道だけどダイオウイカが好きかな。 大きい生物に弱い。

縷々道 生我

水族館の深海魚エリアとか 永遠に居座ってしまうぐらいには好きです…! 別世界か… 謎に包まれた神秘的な場所… ロマンを感じますね。 王道ですが シーラカンスが好きです…!

蝶々

90年代くらいに深海映画が流行った時期が合って その時も、宇宙以外に未知なる場所 みたいな謳い文句で紹介されてましたねえ うーむ・・・未知なる場所はドキドキするけど 人ごときが踏み入っていい場所でもない そんな気がしますねえ~

よーさん


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