いつもの振り返りをやっていこう。
今回は、9/4に発売した【屍人村奇譚】の制作秘話を書いていこうと思うんだけど、発売したばかりの作品なので、ネタバレは避けていくね。
さて、まずこの作品なんだけど、コンセプトとして『やりたい事を全部詰め込む』という物があったんだよね。でも、創作というのは難しいもので……これは『物語を含むゲーム』を作ったことがある人なら解ると思うのだけれど、ゲームの体裁を保つのであれば、どうしても展開的にやりたかったことを諦めなければならない事がある。
機械島奇譚はやりたいことを詰め込んだ作品ではあるけど、流石に当初の希望を全部詰め込むことはできなかった。やりたいことの内、六、七割程度を詰め込んで初心者でも取っ付きやすいような解りやすさを優先した。
しかし、今作はやりたい事を10割詰め込んだ。詰め込み過ぎたせいでマダミス初心者には少し解りづらいような内容を含んでしまったけどね。人を選ぶ作品になった自覚はあるが、機械島奇譚を気に入ってくれた人であれば本作は心のより深い部分に刺さってくれるのではないかと期待をしている。
やりたい事を詰め込むために、HOを滅茶苦茶に魔改造してしまったキャラクターもいた。実際に、とあるHOは裏設定を7回近く練り直している。全てはやりたい事をより良い形で出すためだ。
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次に、今作のプレイ時間についてだ。大海の如く広いマーダーミステリー界隈では、プレイに30分程度しかかからない物から、6時間以上かかるような大作まで様々な作品が存在する。
前作の機械島奇譚がおおむね3時間程度の作品だったので、まずはそれよりも長い時間の物にするか、短い時間の物にするかを悩んだ。しかし、前回の機械島奇譚で『EDが凄く良かった!』『PCが好きになった!』という意見を貰ったので、よりキャラクター性を深堀り出来るように、機械島奇譚よりも長めの物を作ろうという発想に至った。
世間の言葉に左右されないのが格好いい創作家なのかもしれないが、僕はもらったコメントに一喜一憂するタイプなので、人の声を凄く作品に反映させる。それ故に、皆からもらえる感想が凄く嬉しいし、参考になるんだ。
ここで一つ反省点……というか、僕の至らない点なのだけれど、僕はキャラクター性を深堀りした文章を書くとどうしても文が冗長になってしまう。なるべく濃く短く、書いてある言葉以上に広がっていく物語を書いていきたいね。次回作への課題にしようと思うよ。
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参考にした作品について、本作は前作よりもキャラクター同士の掛け合い要素が増えている。これは、以前の配信で『エンドロールは流れない』というマーダーミステリーをプレイした際に、掛け合いでキャラクター同士の関係値を明記できるな……と感じたのが理由だ。
僕はHOに書いてあるからと言って、別のHOのよく知らないキャラを急に愛することができない。そして、多分そんな人は僕意外にもいると思う。
しかし、掛け合いを増やしてコミュニケーションを重ねることによって、段々と自分の中のHO像が構築されていく。そうすると、誰かを好きでいたりするRPも自然にできるようになる。
先述の作品で学んだこの要素を参考にして本作でも掛け合いを多めにした。
こだわりはまだまだあるのだが、とりあえず今日明かすのはこのくらいだろうか。
是非とも君達がプレイしたor読んだ感想を聞かせて欲しいな。
縷々道 生我
2023-09-06 06:35:31 +0000 UTC墓薙
2023-09-05 21:52:02 +0000 UTC