先日、(ほとんど)初めてTRPG原稿の執筆を終えた。
これまで、マーダーミステリー作品を五作書いて来た僕が、(ほとんど)初めてTRPG原稿を書き終えて思ったことを書いていこうと思う。
勿論、ネタバレは含まないので是非とも気楽に読んでもらえたらと思う。
まずは、マーダーミステリーを書いた経験が活きた点について紹介する。
それは、HOを設定するに当たり、それぞれに役割を持たせられたことである。
それぞれの探索者に意味を持たせるシナリオをスムーズに書くことができた。
これは、マダミスの【外れHO】問題を散々目にして来たからである。
自分の立ち回りやRPで幅を持たせられるTRPGとは違い、マーダーミステリーでいわゆる【外れHO】を引いてしまった時の虚しさは多大な物だ。
他のHOがそれぞれに意味を持って行動しているのに、自分は特にすることがない。
犯人を捜す積極的な理由もなければ、事件に関与していないので疑われることもない。要するに、『制作側で設定された見せ場』が存在しないのである。
TRPGよりも自由な幅が狭いマーダーミステリーにおいて、これは深刻な問題だ。同じゲームを体験したのに、満足度に大きな違いがあるというのは、制作側が考慮して、避けるべき事態である。そのため、度々界隈では学級会が開かれている。
僕自身、オフラインマダミスで【外れHO】を引かされたことがあるので、当該事項に思う所はある。今回は、そういった経験がある状態でシナリオを書けたので、それぞれのHOの見せ場が自然な流れで設定できたように思う。
逆に、マダミスを執筆してきたことが仇になったな~、という点もある。
それは、内容を文章で説明し過ぎていることだ。
マーダーミステリーでは、シナリオに矛盾点や理不尽な場面があると、シナリオ全体の満足度が大幅に下がってしまうプレイヤーがいる。かくいう僕もその一人だ。
そのため、『矛盾や理不尽を潰す癖』が無意識に付いてしまっている。
ただ、今回はマーダーミステリーではなく、TRPGだ。シナリオ内に矛盾が生じているのはまずいかもしれないが、理不尽な展開が出ることくらいはご愛敬である。
しかし、TRPG制作に慣れていない僕は、理不尽な展開を補完するためのテキストをシナリオに詰め込み過ぎた。これが、僕が拙作の製作で後悔している点だ。
え?別に丁寧に書いているのは良いことじゃないかって?
それはそう!なんだけど、そのせいで文章がドカ長くなってしまったのだ。
一般的に6時間シナリオの平均文章量は3~4万字程度と言われている(らしい)。
しかし、僕のシナリオは7万字ある。
全ての展開に対して、フィーリングではなく文章で説明を行っているからだ。
これによって、どんな問題が生じるかと言うと……。
TRPGもマーダーミステリーも、GMをしてくれる方がいないと広まらない。
アクセスするのがしんどいシナリオは、シンプルに受け入れられ辛いだろう。
次回はもっとシンプルに、楽しい作品を作りたいな。
そんなことを考えながら、僕は(実質)処女作を世に送り出したのである。
そんなこんなで完成したTRPG『遠野異邦譚』!
実際に僕が遠野に行って知ったこと、感じたことを盛り込んだ作品です。
是非とも、通過したり、手に取って読んでみてね!(長いけど!)
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縷々道 生我
2025-01-28 12:01:47 +0000 UTC蝶々
2025-01-28 04:10:00 +0000 UTC縷々道 生我
2025-01-26 11:51:45 +0000 UTC墓薙
2025-01-26 07:28:24 +0000 UTC